誰かの1番に
本当はずっと昔から、誰かの1番になりたかった。
なのに本心とは裏腹に、
私はいつも相手の2番目、3番目だった。
元彼が結婚していて、奥さんと子供がいたり。
元彼がマザコンで、自分のお母さんと、自分自身しか大切じゃなかったり。
元彼が元カノ引きずってて、元カノと自分自身しか見ていなかったり。
元彼が社会人な娘と恋人みたいに距離が近くて共依存で、そんな娘と自分の事しか見てなかったり。
元彼達は、いつも「私」を見てくれない。
「私」はいつも元彼達に大切にされなかった。
私のニーズはいつも満たされない。
私は元彼達の1番になれないのに、大切にされないのに、寂しくて付き合い続けた。
ニーズが満たされないまま付き合い続ける事は、自分を大切にしない事、自分を傷付ける事だった。
だけど寂しくてやめられなかった、別れられなかった。