アダルトチルドレンを自覚してから

自分がアダルトチルドレンだと気付いてから、乗り越えようと格闘する日々の記録です。

カウンセリング卒業

 

お母さんが失踪してから1ヶ月くらいは、心がザワザワしていた。

心がバラバラになって、私は困っていた。

その最中、カウンセリングを受けたり、ゲシュタルトセラピーに参加したり。

 

お母さんが失踪して2ヶ月、もうザワザワもあまりしなくなった。

お母さんとの事、過去の生い立ちを思い出して泣く事はあるけれど。

職場でも、心がザワザワしなくなった。

心からマイナスな感情が、漏れ出なくなった。

 

たまに嫌な事があるけど、気にならなくなって。

 

今日は1ヶ月ぶりの、定期的に行っている対面カウンセリング。

話したい事も話題もなくて、ほんとは行きたくなかった。

話したい事がないなんて初めての事。

話したい事がなくて、困ってしまった私。

その事実を、そのままカウンセラーに伝えたの。

 

「もう大丈夫だね」って。

卒業だって。

 

自分で自分の気持ちの処理は出来るようになった。

周りの事が、あまり気にならなくなった。

辛い時、助けを求められる人達と場所がある。

 

辛さが小さくなって、心の拠り所が増えた。

 

たまに近況報告であの先生のカウンセリングに行こうかと、今は思っている。

だけど、もしかしたらもうカウンセリングは私には必要ないかもしれないなあ。

 

先生、とても嬉しそうだった。

今までにない満面の笑み。

 

私は、今までのカウンセラーは嫌になってフェイドアウトしていったのに、今回は笑顔で定期的なカウンセリングを終わりに出来た。

こんな事初めてだから。

笑顔で誰かと別れるのって、カウンセリングに限らず初めてだから。

お別れは寂しいけど、ちょっぴり泣きたいけど、でも、新しい門出が楽しみで。

新しいステージの始まりな感じ。

新しいステージにワクワクして、前に進んでいくよ。嬉しいなあ。

 

笑顔でお別れ出来る事を、最後に貴方は教えてくれました。

笑顔でお別れするのって、こんなに気持ちが良いんだね。

この気持ちを、笑顔でお別れ出来る経験を、今までのカウンセリングを、

いっぱい、いっぱい、ありがとう!

 

私は貴方から巣立ったけど、困った時はまた戻れる安全基地が、貴方です。