依存と敵意
私のお母さんは、過干渉で、子供を自分の意のままにコントロールして従わせないと気が済まない人。
私はお母さんと共依存であった。
お母さんの言う事を聞かないと、私はヒステリーに怒られて、手を挙げられて、怖かったからお母さんに全面的に従っていた。
私は自分の感情を感じる事が許されなかった。
そういう親子関係で育つ子供は、大きくなっても、仲良くなった他者に依存して同時に敵意を持つという。
私の場合、付き合う異性に対して依存して、同時に敵意を抱いていた。
相手に依存して、敵意を持ちながらも一緒にいて、私の心の中は不安でいっぱいだった。
一年半前。
私は依存している事が分かっていて、相手への敵意も分かっていて、そこからくる不安も分かっていた。
不安にさせる人としか付き合えなかった。
不安にさせる人としか関係を築けなかった。
でも不健康な関係を終わらせられなかった。
寂しかったから、一人になりたくなかったから、他に頼れる人がいなくて一人で生きていく勇気がなかったから。
でも、本当はあの時ずっとずっと、苦しかった。
苦しかったのにやめられなかったんだ。