アダルトチルドレンを自覚してから

自分がアダルトチルドレンだと気付いてから、乗り越えようと格闘する日々の記録です。

出生

 

【気づきのセラピー】の

「女性クライアントの出生について。

周囲は男の子を期待していたけれど、生まれたのが女の子でがっかりした。

その時の、周囲からの否定感を赤ちゃんであったクライアントが体で感じ取って、大人になった今でもコントロール出来ない   寂しさ   にふと襲われる」

 

そんな体験談。

私はこれを読んでいて胸がじーんとした。

感極まって、目頭が熱くなった。

そして、私は思い出した。

お母さんは、生まれてくる私が何故だか男の子だと思い込んでいて、男の子の名前を用意していた。

それが、生まれたら女の子だった。

お母さんは突然生まれた女の子に、名前をつけられなかった。

お父さんが、そんな私にすぐに名前をつけてくれた。

お父さんらしくて単純だけど、意味のある、ステキな名前を。

私はお父さんがつけてくれたそんな名前が大切で、誇らしくて、大好き。

お父さん、私にステキなお父さんらしい名前をありがとう。

 

お母さん、私が男の子じゃなくって、ごめんね。

お母さん、私は、女の子に生まれて、お母さんが期待した男の子に生まれられなくて、悪いなあって思ってる。

だって、女の子の私が生まれて、想定外だったお母さんは、どうして良いが分からなくて困ったでしょ?

笑わないで微妙な顔、してたね。

完璧主義で、思い通りに全てコントロールしたいお母さんが、コントロール出来なかった初めての育児の始まりだったね。

私は生まれてすぐ、お母さんの拒否的な、ネグレクト的な反応を体で感じて、

悲しかったよ。

私の罪悪感は、生まれたその時に身につけたのかあ。

私達は、生まれた時から通じ合っていなかったんだね。

本当は、私が生まれた時、手放しに喜んで欲しかったよ。

ただ、ただ、私の存在を受け入れて欲しかったよ。

お母さん、お母さんはそれが出来ないくらい未熟なお母さんでした。

 

私はそんなお母さんが、ずっと悲しくて、ずっと寂したかったです、

赤ちゃん以外の時も、生まれてから、お母さんは自分の事しか見てなかったね。

 

お母さん、私はお母さんから離れた今も、ずっと悲しくて寂しいよ?