アダルトチルドレンを自覚してから

自分がアダルトチルドレンだと気付いてから、乗り越えようと格闘する日々の記録です。

反応しない練習 / 草薙龍瞬

気に入った箇所の抜粋👇

 

・落ち込まない。凹まない。自分を責めない。振り返らない。悲観しない。それより今を見据えて、正しく理解して「ここから出来る事」に専念する。

 


・一度成功したとしても、状況は常に新しく変わるので、次も上手く出来る保証はない。過去の成功を元に「自信がついた」と言っても、その自信は次の状況にはつうようしない。あらかじめ「自信を持つ」というのは、現実には不可能。

 


・「自分はまだまだ」と感じる事は、必要のない判断、妄想。そうした思いに反応しないで、ただ今のなすべき事をやっていく、やってみる事の方が大切。

 


・成果を出せる見通しがつくには10年かかる。時間の蓄積が必要。

 


・出来るか出来ないかという結果に執着しない。

 


・反応して心が乱される事は無意味。相手に反応して心を失わない。

 


・言い争う時の心理

→どちらにも正しい言い分がある。その言い分を押し通して、自分の正しさを確認する。

 


・相手の反応は相手に委ねる。

 


・正しいという判断は本人にとっては正しいので、相手の言い分は否定しない。「あなたにとってはそれが正しいのですね」とただ理解する。

 


・「自分が正しい」という思いには、「自分を認めさせようという欲」も常に働いている。だから異なる意見をぶつけられると、自分自身が否定された気がして怒りで反応してしまう。

 


・相手の反応と自分の反応は全くの別物。

 


・過去を引きずる=記憶に反応している。

 


・過去を思い出して、記憶に反応し、新しい怒りを生む。

→その怒りには相手は関係ない。

 


・今は別の心の状態の、別の人間。

 


・もし相手が理解しようとしない、聞こうとしないのなら、それは関わる意味のない相手なのかもしれない。

 


・苦しめ合う為に関わっているのではない。理解し合う為に、お互いの幸せの為に、関わっている。

 


・欲に駆られている人間には「快でも不快でもない状態」は退屈…つまり不快になってしまう。

 


・ 一人一人が苦しみを抜けて、それぞれの幸福に辿り着く目標。

 


・焦り、不安、結果が出ない、頑張っても認めてもらえない…という不満になったら、その欲求はいったん手放して仕切り直す。

→無駄な欲求に手を伸ばして振り回されて不快を感じる生き方は不合理。

 


・自分の価値へのこだわり。

 


・あなたの苦しみがこの人生の中で生じたものである以上、この人生の中で必ず解決出来ると信頼しよう。

 


・「関わりを断つ」事は関係をやり直すのに必要な事。

 


・自分を肯定しきれていないから、自分に納得出来ていないから、自分の価値を確認する為に比較する。自分を良しと判断したい。

 


・認めてもらう、評価される、成功を収める…→他人の領域、将来の話。

 


・心は、何かに触れれば反応する。外を歩けば反応する、人を見れば反応する。反応すれば、色んな雑念が溜まる。心は本来そういうもの。

 


・生命は欲を満たす事を求めている。欲を満たしてくれるものを手に入れる事が、生きる目的として脳にインプットされている。

 


・競争する心理

→何かを手に入れれば欲を満たせる…という原始的な欲求。

→手に入れただけでは満足出来ない…という貪欲、心の渇きの存在。

 


・競争という現実に、自分はどう向き合うか?

 


・勝ち負けや優劣を競わせる社会の情報や価値観は妄想。

 


・人は皆苦しみを抱えている。

 


・人は皆それぞれの現実を精一杯生きている。

 


・休んでいるのにやる気が回復しない。

→動機がないか、仕事の中身や人間関係に快が乏しい。

 


・快楽に流されたり、楽に走ったり、小さな事に腹を立てて投げ出したりする弱さ。その弱さを受け入れられず、「自分はもっと出来るはず」「こんなものではない」という思いを捨てきれない。

 


・本当の自分とは「頑張れる自分」から「弱い自分」を引いた残り。

 


・本人の妄想の中にのみ、「もっと出来るはずの自分」が存在する。そうした妄想に執着しても、自分がみじめになって苦しいだけ。

 


・いつも等身大の自分がいる。その自分を、ありのままの、否定しようのない自分として受け入れる事が正解◎

 


・人生は常に「ここからスタート」

 


・どんな自分でも、自分にとってベストの答えとして、無条件で受け入れる。どんな時も「私を肯定する」。肯定する時に根拠はいらない。

 


・嫉妬

→自分の承認欲が満たされない怒りを相手に向けているだけ。八つ当たり。

 


・相手に対して嫉妬したり、負い目を感じたら考え方を「私には違う役割があるのだな」にする。

 


・人は皆自分の為に一生懸命生きてきた。

 


・心はいつも彷徨うもの、満たされないもの。

 


・人は常に何かを追い掛ける。手に入らない現実に苦しむ。失われる現実に悩む。しかし、そうした現実の中にあって、現実にのまれない心を持とう。苦悩を超えた「納得の境地」へ辿り着こう。きっと辿り着ける。

 


・私達が自分に「よし」と思えればそれで良い。

 


・今日をよく生きる事を大切にする。

 


・人の心は、外の現実に支配されない幸せの領域。その心にどんな思いを置くのか?育てていく。最高の納得に近づく為に。