アダルトチルドレンを自覚してから

自分がアダルトチルドレンだと気付いてから、乗り越えようと格闘する日々の記録です。

生い立ちからAC自覚に至るまで

ACだと自覚し始め、はや1か月程経ちました、めくわ と申します。

自覚したからというもの、ずっともやもや苦しんでおります...

 

まずはそんな私の生い立ちから

 

  • 物心ついた頃から母はヒステリーでした。私は母によくヒステリーに怒られていた記憶があります。父は仕事と、たぶんギャンブルで家にいなかったです。
  • 5歳の時に父のギャンブル依存症が発覚。借金がとんでもない額になっていたようで、両親が離婚。私は母の実家に、母と帰りました。
  • 6,7歳を祖父母、母と、母の実家で過ごす。祖父母は私に愛情をかけてくれました。近所の人も愛情をかけてくれました。しかし、同級生とは引っ越してからどう接して仲良くなればいいのか分からず、一人困っていました。母は、ヒステリーが酷くなり、私はもはや母が何で怒っているのか分からず、おびえて泣いていました。母は落ち着くと、私を抱き締め謝ってきました。私は6-8歳くらいまで人の物を盗って、今思えばストレス発散、問題行動として出ていたのだなあと思います。両親が離婚している間、私は母が心配するほど子供らしくなく、良い子過ぎたとのことでした。父の借金返済が終わり、両親は復縁の道を選びます。母は祖父母に金銭面的に迷惑をかけたくない気持ちから復縁したそう。私はそれに、働きたくない、母の、誰かに寄生し依存しないと生きていけない面もきっかけになっているのだと思います。
  • 復縁し父の所へ引っ越します。復縁して、家の雰囲気は最悪で、父はちょっとしたことで私に対して怒りを爆発させます。ストレスがたまっていたのでしょう。母のヒステリーは続きます。叩く真似、つねる、引っ掻く、同じことを何度も言い、追いかけ気が済むまで責め続けました。母が私に謝ることは無くなりました。私は母が恐ろしく、反面たまには反射的にカッとして反抗してみたり。反抗すると倍になって返り討ちにあうので私が我慢して受け入れるしかありません。
  • 高校に入学し、私は登校拒否をし始めます。原因は、当初クラスに友人が出来なくて、毎日がつまらなかったのです。実際一人ぼっちで、周囲に一人ぼっちの自分が奇異の目で見られているような被害妄想に陥り、クラスにいることが苦しかったのです。しかし、母には学校に行くよう言われ口論をし、私が折れて学校に行っていました。今思えば、当初私は抑うつ傾向にあったのではないかと思います。登校拒否をしている時、学校から帰宅すると暗い部屋に引きこもり、泣いて過ごしていました。「寂しい、苦しい、辛い、明日が来るのが嫌だ、生きている意味が分からない、生きたくない」というような心の叫び声。この高校時代から満たされない孤独感に苛まれるようになります。高校3年の冬くらいに、初めて隠していた家の状況を他者に私は暴露し、その他者を入れた私両親で、私の進路についての相談をしました。
  • 経済的に余裕のない私の家庭では、進学するには国公立大学に行くしか許されませんでした。しかし、学校が嫌で駄々をこねて登校拒否をし、勉強どころではなかった私には難関でした。しかし、進学をしたかった私は学校がや受験前休みの時に今までにないくらい勉強しました。結果は不合格で、私は自分なりに勉強を頑張ったのに、両親には「だって勉強しなかったもんね。努力不足で当然だよ。」と言われ、初めて努力が報われず、両親に認められず悲しかったです。そんな私は、進学校に通うのにフリーターになるのは体裁がつかず嫌で、とりあえず専門学校に行くことを決めましたが、結局無意味に思え一か月たらずで退学。高校時代登校拒否をしていたこともあり、自分の心理が気になっていたので心理を学びたく、来年度大学を受け直すことにします。大学を受けるまで学費を稼ぐ為フリーターをします。バイトは3つ掛け持ちしていました。バイトをしているとお金にもなるし、孤独感も感じなくてすんだのです。その頃彼氏が出来ます。初めてちゃんと付き合った彼氏で、孤独感を感じることがなくなり、満たされました。ここで彼氏=孤独感を減らす存在という認識になっていきました。
  • 大学入学後、彼氏とは別れます。尽くしてくれていた彼氏が尽くしてくれなくなり、私を粗末な扱いをするようになったのです。言葉使い、態度など。それに私は傷つきました。もう愛情を感じられなくなり、お別れを切り出したのです。傷つきながらも、結局ズルズルと、一年は惰性で付き合ってしまいました。大学入学後、母は父と仲良くしようと、態度を改めます。そこで家の雰囲気が良くなり、三人それなりに仲良くできたのではないかと思います。母のヒステリーは相変わらずですが。大学2年の頃から新しい彼氏が出来ますが、私はまた傷つきながらもズルズルと付き合ってしまいます。
  • 私が就職し、いいかげん彼氏に愛想が尽きて、別れを切り出します。そこでまた、私は孤独感が満たされなくなることを恐れ、新しい相手を探し出します。晴れて見つかった新しい相手を恋愛関係になります。彼氏の職業は私が将来成りたいと思っていたカウンセラーです。彼氏からカウンセリングの知識を聞くことが興味深く、年相応に大人な落ち着きのある態度、雰囲気に惹かれました。今度こそ、私を受け入れてくれる、母も認めてくれる人だろう(出身大学が悪くなく、家庭環境もよさそうな為)と思いました。付き合って二か月目くらいで一人暮らしを始めます。付き合い始めの頃、彼氏のうつ傾向が酷く、頼ってくれました。頼ってくれていることが嬉しく、助けたいと思いましたが、彼氏はそんな頼っている状況が不健康な依存関係に思えたようで、「これは適切な恋愛感情ではない。本当に好きか分からない。別れるかも」と、二回程告げてきました。私は気付かないうちに、その発言に傷ついていました。拒絶された気がして。言われた直後は、「今はうつっぽいからこういう発言をしちゃうんだ。時間が経て落ち着いて元気になるから、今は私が彼氏の苦しんでいる現状を受け入れないと」と受け止め、少しでも癒そうと努めました。実際時間が経ち、彼は元気になっていきました。元気になってきて、あんなに連絡をずっと取っていたのにめっきり減ってしまい、会う頻度も減り、私は不安定になってきました。長年満たされていたはずの孤独感の再来です。今付き合っている人では孤独感が満たされないから、他に私のことを理解してくれる、孤独感を満たしてくれる人を探さなければ、と焦り始めました。「誰か私を愛してほしい、寂しい、苦しい、辛い、やっぱり一人ぼっちだった、誰も私を分かってくれない」という気持ちが溢れて止まらなくなったのです。このままでは浮気をしかねないと危惧し、この孤独感について調べ始めました。そこで初めて読んだ本が 加藤諦三の「自立と孤独の心理学」。孤独感の原因は私の家庭環境に問題があったのだと理解しました。子供の時に親から与えられなかった愛情を、今もなお求めているようです。そこからくる孤独感だったのだと合点がいきました。母との間で満たされなかった愛情関係を、手っ取り早く恋愛関係で代替満足で得ようとしていたわけです。親との満たされなかった関係を、他者との間でも繰り返すとのことで、もし現在の彼氏との間で親との関係の再現を行おうとしているならば、相手に対して申し訳なく、迷惑をかけたくない、何とかしなくては、と次は 伊藤明の 「恋愛依存症を読んでみました。そこで共依存アダルトチルドレンという言葉の概念を知り、私はその二つの言葉に自身が当てはまるのではないかと思い至りました。