アダルトチルドレンを自覚してから

自分がアダルトチルドレンだと気付いてから、乗り越えようと格闘する日々の記録です。

友達の一番になりたかったよ

私はどの友達の中でも、いつでも誰かの一番でありたかった。一番でありたかったから、尽くした。自分を削って尽くした。

 


誰かにとっての、一番大切な人になりたかった。誰かの一番になれば、寂しくないから?ひとりぼっちじゃないから?

 


友達にとっての一番になるのは難しい。だけど、恋人なら容易く一番になれる。一番になっても良い存在だと思っていた。だから、恋人を途切れず作ってた。恋人が出来れば、無理して友達にとっての一番にならなくて済むから、友達に求めすぎなくて済むから楽だった。

 


誰かにとっての一番になれば、君はもう寂しくないの?それで気が済むの?

 


気は済まないね。際限なく求める。もっと、もっと。私を一番にして、大切にして。その代わりに尽くしてあげるからって。

 


相手から「君が一番」だと言われるのをずっと待ってる。

 


でも、そんな時はくるの?「君が一番」だなんて、言ってもらえるの?

 


相手にとっての「一番」は相手が決める事。そもそも相手にって「一番」はないかもしれない。私にはどうにも出来ない事。求めても求めても、苦しくなっちゃう。だって得られないから。不毛だよ。

 


だからさ、手放そうよ。誰かの「一番」になりたい気持ちをさ。君は誰かにとっての「一番」じゃなくても大丈夫なんだよってさ。君のことは、私がちゃんと側で見てるよ。大好きな君。

 


すぐに手放せるわけないよね。無理しないで、少しずつ、楽になろう?まずはこの思考に気付いた君を褒めるよ。

「よく気付いたね!偉い偉い!」て言いながらわしゃわしゃ頭を撫でまくるよ。

 


そしたら君は「ふふふ」て笑ってるね。そんな君を見て、私は笑うよ。笑顔の連鎖は、素敵だよ。

 


気付いたって、すぐに手放せないから苦しいさ。苦しくて良いの。苦しさも抱きしめて生きていくよ。一緒に気持ちを抱きしめながら、生きていこう。そして、ちょっとずつ楽になっていこうね?