アダルトチルドレンを自覚してから

自分がアダルトチルドレンだと気付いてから、乗り越えようと格闘する日々の記録です。

恋愛で埋める心の穴

貴方に恋をして、貴方を愛しました。情熱的に。愛して、追えば追う程貴方は離れていく。貴方に尽くして振り回されて、駄目になっていく自分が嫌で、お別れしました。

 


私は恋に臆病になった。また誰かを好きになって、あんなに苦しい思いをするのではないか?好きな気持ちを搾取されて、好きな気持ちを利用されて、振り回されて、相手の都合の良い相手にされるのではないか?誰かを好きになって、尽くしてる自分が嫌だったから。恋をして、また自分の事を嫌いになってしまう事が嫌だ。だからひどく怖いんだ。先に進んで、駄目になっていく可能性への恐怖。現段階では、先に進まない事で、私は自分を守ってるんだ。

 


かといって、割り切った愛のない結婚も嫌みたい。愛のない結婚をして、それでも愛を求め続けるのはとても辛く、切ない。愛のない結婚をしたら、結婚相手以外の誰かから、愛や恋を搾取しないとやっていけなくなりそうで。私は搾取した相手の事は好きにならないけど。そんなんじゃ相手に申し訳なくて、可哀想。

 


だからさ、自分の愛を搾取されない人、自分が誰かから愛を搾取しなくて済む人、をさ。選んで付き合っていきたいよ。それは恋人でも友人でもそう。もうしがみ付きたくない。搾取の間柄になる前に、気付けて相手から適度に離れられるように。自分の身は自分で一番守れるんだから。自分が一番の味方なの。

 


自分は愛さないのに、誰かから愛を搾取したい時、それは自分の心の穴を誰かからの愛で埋めようとしてる時。自分の心の穴は「誰かからの愛」で埋まるけど、「誰かからの愛」ではキッチリ埋まらなくて。「誰かからの愛」は消耗品なの。だからずっと欲しくなる。それでは相手はずっと愛を与え続けなくてはいけなくて、相手はとても苦しいだろう。私は、そんな苦しんでる相手を見たくないから。

 


☆君への言葉を送るよ。

「まだ恋愛を怖がってるんだね。怖がってるなら、まだ無理しなくて良いんじゃない?自分の傷が癒えるまで、自分を守ってて良いんだよ。気持ちは『早く恋したい!』て焦ってるみたいだけど(笑)焦ってる自分がいるんだなあって、そんな自分を受け入れてみようね。自分は相手の事好きにならないのに、相手から恋を搾取したい狡い私も存在してるんだなあって(笑)

恋愛を怖がってる君も、「早く恋したい!」て焦ってる君、相手から恋を搾取したい狡い君も、全部全部ひっくるめてさ、抱き締めるよ。どんな君も全部全部、君なんなからさ。ぎゅー。どんな君も愛してる」